一つずつ、取り戻す

以前は出来ていたのにいつのまにか出来なくなってしまったこと、やめてしまったこと。そういうものがいくつかあります。前回書いた「草花を見分けること」もその一つですが、他にもいろいろと。 このブログを始めるより前の話ですが、料理の作り置きも一時期…

草花のこと

僕は神奈川県横浜市の片田舎で生まれ育った。 横浜というとちょっとオシャレな街を連想してもらえる地名なのだが、実際は京浜工業地帯の発展に伴って造成された団地のど真ん中だ。「平成狸合戦ぽんぽこ」で狸たちが住処を追われた昭和のニュータウンを想像し…

しらす祭りとしらすオイルとしらす胡麻ごはん

ある金曜の夜、仕事から遅くに帰ったらステキなものが。 和歌山から直送の釜揚げしらす、それもこんなにたくさん。送ってくださった方からは「しらすごはんの時はお米としらすが1:1くらいで」とメッセージをいただきました。なんということでしょう。ありが…

フォローとリムーブを繰り返すアカウントの話

本当はこういうことを書くつもりのブログではないのですが、なんだか周囲でいろんなフォロワーさんが困惑されてるようなので。 Twitterである程度フォロワーが増えてくると、その中にフォローとリムーブ(フォロー解除)を定期的に繰り返すアカウントがある…

イマソラという「ぼくのえにっき」

ご存じの方も多いと思いますが、TwitterやInstagramのイマソラは文字通り「今の空」を撮って出しするハッシュタグ。ここを開けば、朝昼晩問わず色んな場所の色んな空を見られます。 僕は空を見るのも撮るのも好きで、今ではほぼ毎日(主に朝)挨拶代わりに投…

新宿四川フェス2018に行ってきました

先日、職場の料理好きな同僚に「最近、新しい麺料理を研究していて花椒油を作った」という話をしたら、それなら週末空いてる?と誘われ、新宿中央公園で行われた四川フェス2018に行ってきました。 四川フェスは今年で2回目になる催しで、昨年は1日だけだった…

真夜中に魯肉飯と花枝丸を作った話

僕はどうも社交的な人間だと誤解されることが多いのだけど、実際はどうにもならないコミュ障である。 知ってる人には「あんなにペラペラよくしゃべるやつがそんなわけあるか」とツッコまれるかもしれない。確かに僕は子供の頃からおしゃべりだったし、今でも…

パズーパンという甘美な食べ物

目玉焼きを頻繁に焼くようになったのは、妻と付きあい始めた頃。朝が苦手で基本的に朝食を作らない僕も、たびたび泊まりにくるようになった彼女にちょっと格好をつけたくて、朝からフライパンを振るようになった。好きこそ物の上手なれとは言うけれど、僕の…

世界にはより良い姿がある、僕は自分のためにそう信じた

生まれ育った家庭の喪失。 人によっては一生経験しないことかもしれないし、逆にそう呼ぶような家なんて元からないという人もいるかもしれないけれど、僕の場合、それはちょうど思春期を迎えた頃に起こった。遊ぶ事を覚えた母の行動によって、ずっとそこにあ…

失敗続きのマーマレードづくりから見えたこと

前回、レモンマーマレードづくりを派手に失敗した話を書きました。 a.parva.blue いろいろと考えた結果、いつもより多めにつくるのに苦みを怖れてペクチン液を弱めにしてしまったことが原因と結論付けました。なので、もう一度初心に返って、最初から丁寧に…

レモンマーマレードをつくったら失敗したけど新境地が開けた

レモンを使ってマーマレードを作ろうと考えたのは7年前。住んでいた下町の家のすぐ近所に果物屋さんがあって、そこで国産のレモンを安く売っていたのがきっかけでした。当時、都内では国産レモンの流通量がまだ少なくもの珍しかったし、安くて美味しそうだっ…

夢の君

僕の夢に出てくる知り合いは、どんなに荒唐無稽な夢の中であっても常にそれらしく振る舞います。 例えば、上司と知らない惑星に営業に行ったこともあるけれど、それでも上司は僕が知っている上司の通り、その場に適した異星ジョークを飛ばし、意気揚々と僕の…

オイルサーディンと筍の煮物の作り方

感性を動かしてくれるもの。絵、音楽、文章。僕にとっては食事も、その一つです。 美味しい料理を出してくれる店は星の数ほどあるし、自分で作ることだって好奇心と記録とほんの少しの勇気があれば、おそらく誰にでもできる。でも、それは食事という出来事の…

我が家のクリスマス

料理を作る立場になると、クリスマスほど難しい行事はないなと思う。 普通、祭事と食べ物はだいたいセットになっている。お正月ならお節に雑煮と決まった料理があり、それぞれに意味づけもされている。感謝祭には七面鳥、ハロウィンや冬至には南瓜、正月七日…

からだが温まるトマ豚汁のレシピ

9月にまーたろーさんから教えていただいたニンニク生姜入りの豚汁。とても元気が出て美味しくて。いろいろ凹みっぱなしだった心身に活が入ったので、気に入って何度も作るうち、洋食の日でも出せる豚汁はないものかと。そんな発想から生まれたレシピです。ち…