以前は出来ていたのにいつのまにか出来なくなってしまったこと、やめてしまったこと。そういうものがいくつかあります。前回書いた「草花を見分けること」もその一つですが、他にもいろいろと。
このブログを始めるより前の話ですが、料理の作り置きも一時期それなりに頑張っていたのです。
豆とひじきのハンバーグ、豚肉と薩摩芋の甘辛炒め、ミートボールのトマト煮、ほうれん草とツナのオイスター炒め、人参ナムル、ピーマンとエリンギのしょうが焼き、蓮根の昆布和え、ふわふわ角煮。
ひじきと根菜の甘辛煮、パプリカの甘酢漬、ピーマンの焼き浸し、豚肉と大根の炒め煮、鶏腿肉ソテーの金柑ソース、薩摩芋入り鶏牛蒡、しめじの和風ハンバーグ、キャベツとじゃがいものバター炒め。
ニラだれ鶏の唐揚げ、豚肉と薩摩芋の甘辛炒め、豚肉とキャベツの塩バター炒め、豆とひじきのハンバーグ、小松菜と高野豆腐の含め煮、里芋の煮転がし、ほうれん草の胡麻味噌和え。
ピーマンの焼き浸し、メカジキの竜田揚げ香味野菜あんかけ、梅シソなめ茸、塩だれ鶏つくね、薩摩芋入り鶏牛蒡、鶏胸肉の蜂蜜しょうが焼き、大根の昆布酢漬。
薩摩芋と豆類のサラダ、ベーコンとピーマン炒め、切り干し大根の梅しそ和え、小松菜とちくわ炒め、南瓜と揚ボールの煮物、里芋とヤリイカの煮物、豚肉と大根の炒め煮、鶏腿肉と薩摩芋の甘辛炒め。
小松菜と椎茸の甘辛炒め、れんこんのきんぴら、鰤の照り焼き、胸肉とパプリカの酢鶏、カブの梅漬け、大根と鶏挽肉の生姜味噌煮、初めて焼いた丸パン。
小松菜と挽肉のスタミナ炒め、ふきの醤油煮、れんこんのきんぴら、カブの梅漬け、薩摩芋のレモン煮、鶏肉のトマトスパイス煮、豆とひじきのハンバーグ。
中華肉味噌、薩摩芋と牛蒡のガーリック炒め、鶏腿肉としめじの梅照り焼き、茄子のエスニック風炒め、豚肉とさつまいもの甘辛炒め、ひじきと豆のサラダ。
3色のパプリカの酢鶏、胸肉の唐揚げと獅子唐の甘酢、レタスの浅漬け、焼きパプリカのマリネ、茄子の生姜煮、胡瓜の醤油漬け。
いつもは買えない量の野菜を買ったりして消費欲も料理欲も充たされるし、同時並行で下準備することに慣れて効率的に動けるようになったりしてとても楽しかったのですが、日持ちするレシピとなるとどうしても似通ってしまうのと、それなりの品数を作ろうと頑張りすぎて目が痛くなったり腰が痛くなったり。用事が重なって何週か作れずにいるうちに、気がついたらすっかり習慣を失ってしまいました。
義務感に弱いので本質的に嫌なこと辛いことなら別にしなくて良いと思うのです。でも、出来ていた時の方が楽しかったことは少しずつでも取り戻したいと、最近思うようになりました。
そうしたら、気のせいか週末のTLに作り置きをされる方たちの写真が増えてきて。それをぼんやりと眺めている内に、なんだかもう一度頑張れるような気がしてきたので、ゆっくり再開することにしました。
復帰第1弾。胡瓜の酢醤油漬け、豚コマと薩摩芋の甘辛炒め、ピーマンの焼き浸し、素揚げ牛蒡の梅ダレ、菠薐草とツナのオイスターソース炒め。
週途中でもちりめん山椒とか梅なめ茸とか気ままに追加。
茄子の南蛮、大根と豚肉の炒め煮、手羽元と玉子の煮込み、茹で鶏と蕪の葉の和え物、蕪の紫蘇漬け。
ブナシメジの梅しぐれ煮、にんじんシリシリ、高野豆腐と小松菜の含め煮、ピーマンの塩昆布和え、胡瓜と蕪の梅生姜漬け。
生姜を加えたら浅漬けがすっきり。あまり得意でないにんじんシリシリは油葱酥を入れたら美味しくなった。
前より品数は少ないですが、もともと漬物や佃煮などお米さえ食べられれば幸せなタイプなのでそういったものと、あとは不足しがちな野菜が多少補えれば良いということにして、家族の時間を優先、調理時間も1時間半まで、日持ちする物は土曜のうちに作る、と頑張りすぎないように新たなルールを決めました。
それと本当に偶然なのですが、同時期に草花を撮ろうと購入した30mmのマクロレンズが保存容器を並べて写真を撮るのにちょうどいい。パリッと精細感があって撮影設定を頑張らなくてもそれっぽい全体写真を撮れるようになり、やる気が少し増しています。
やっぱり家に帰ってすぐ食べられるものがあるのはとても良い。
実は一度やめたことに再チャレンジしようとするのって、僕にとってはとてもめずらしいことで。こういう気持ちになったのも草花のおかげかな、なんて思っています。
外食や衝動買いも減って家計にもやさしい作り置き。のんびり続けていきたいな。
あとは、呪いがかかったままのレモンマーマレードづくりと、ランニング。
出来ることから、一つずつ。