赤紫蘇のジュースとジンジャーシロップ

青梅の時期には赤紫蘇も出回る。梅干の材料なので当たり前といえば当たり前なのですが、梅ジャムを煮た翌週、義父から赤紫蘇が届いたので今度はどうしようかなと。

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去年のちょうど今頃、ある人から「そんなに料理好きなら紫蘇ジュースを是非作ってごらん」と情熱的にオススメされていたので、この機会に作ってみることに。

さらにその約1年前、自家製ジンジャーシロップで作るジンジャーエールが美味しいと言っていた人のことも思い出して。うん、今日はそれでいこう。

赤紫蘇と新生姜。氷たっぷり、ソーダで割りたくなる初夏のシロップ。

参考にしたレシピは以下ですが、レシピによって分量や製法があまりにマチマチなので味見しながら半分は感覚で作りました。

義父が送ってくれた長野の赤紫蘇。

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一見、青紫蘇と赤紫蘇が混じっているのかと思ったけど、よく見ると1枚の葉の表と裏でリバーシブルになっている。調べてみたら裏赤紫蘇と呼ばれる品種なんですって。

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どういう仕組みなんだろう。植物の神秘。

ともかくお湯を2リッター沸かして煮出す。最初はぎゅうぎゅう押し込まないと入りません。

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十分煮出して紫蘇を取り除いたら、砂糖とレモン汁を加える。普通はクエン酸を加えるようですが、手持ちがなかったのでレモン汁にしました。たっぷり200mlは入れたかな。

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酸が入るとシソニンというアントシアニン系色素が反応してパッと色が鮮やかになります。粗熱を取って保管容器に入れたら出来上がり。

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残った紫蘇は刻んで少し乾燥させて冷凍保存。

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ソーダで割るとものすごく綺麗な色。「夏祭りの水風船のよう」って表現してくださった方がいて、ほんとそんな感じだな、と。

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飲み終わっても美しい。

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続いてジンジャーシロップ。まずは新生姜を薄切りに。砂糖をまぶして30分放置。

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するとかなりの水分が上がってくるので、生姜ごと鍋へ。

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シナモンと一緒にじっくり煮出してここにもレモン汁。

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薄ピンク色になったら粗熱を取って保存瓶へ。

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こちらはソーダで割ればジンジャーエール。ビターで美味しい。幸せ。

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残った生姜はレンチンで乾かして砂糖漬けとして食べようと思っていたのですが、この日の作り置きにほぼ使ってしまいました。

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あとで教えていただいたところでは、生姜シロップについてはanovaでじっくり加熱するという方法もあるそうです。

なるほど、飲み終わったらやってみよう。

ちなみにこの日は午後からお冨士さんの例大祭に行きまして。

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すっかり夏気分なのでした。